震災がれき焼却1か月、北九州市の放射線量は?
宮城県石巻市の震災がれきを焼却処理している北九州市は29日、受け入れ開始から約1か月間、周辺の放射線量を測定した結果、いずれの値も自然界で検出するレベルだったことを明らかにした。
同日の市議会環境建設委員会で報告した。
市循環社会推進課によると、受け入れを始めた9月17日から10月20日までに、市内の3焼却施設で焼却したがれきは約4000トン。この間、3施設と、がれきを一時保管する日明積出基地(小倉北区)、埋め立て処分を行う響灘西地区廃棄物処分場(若松区)で、週2回線量を測定した。平均値はそれぞれ、自然界で検出するレベルの毎時0・05~0・07マイクロ・シーベルトだった。
また、9月18日と10月3日、処分場を除く4か所でアスベストを測定したが、いずれも「不検出」だった。
(2012年10月30日 読売新聞)
がれき受け入れ前の公称値は0.04〜0.05μSv/hだったはず。
であるならば、発表と記事の見出しの正しくは、
北九州市はがれき焼却後の1ヶ月で放射線量が0.02μSv/h程度上がった。
ではないでしょうか?
数値はわずかですが、間違いなく上がるようになりました。
最初、僕の線量計ではがれき焼却前はずっと0.05μSv/hからピクリとも上がりませんでした。
初期不良かと疑ったり、不謹慎ですがあまりに上がらないので退屈していたぐらいです。
しかし焼却後は瞬間的には0.1μSv/hを越えることも普通になってきました。
外に出ると非常に上下します。
とても気になる(恐ろしい)ので最近は自宅室内に固定して定時計測しています。
北九州市の「自然界検出レベル」とする不正確な表現は安全安心デマと受け取られますよ。
気をつけましょう。
そのうち「身体に良いラジウム温泉に比べたら」「被災地に比べたら」とか言うつもりなんでしょうか?