福島原発と放射能汚染の問題は始まったばかり
11月16日本日の野田総理による衆議院解散により、中小政党が乱立した状況での総選挙を迎えることになりました。
テレビで野田総理の演説を聞いていましたが、特に「脱原発依存」という言葉が感情的に扱われていたのが印象に残りました。
人をバカにした言葉だと思います。
日本中が選挙モードに突入しましたが、福島原発と放射能汚染の問題は始まったばかりであり、東電解体を含めてこの問題を曖昧にする立候補者は信用できません。
選挙はむしろ契機とも言えるのかもしれません。色々と整理がつかないのですが、
いくつか気になった記事をご紹介します。
天木 直人「それでも確実に進む原発維持政策」
- 福島県が10月29日、除染や放射線対策の国際的研究拠点を目指す「福島県環境創造センター(仮称)」の建設計画を発表。
- これで福島の反原発気運は一気に押しつぶされることになる。それがこの国の指導者と米国の狙いだ。こんなことが何の議論もなく決まる。
- メディアは一切の問題提起をしない。
- 東電が福島での賠償・除染のために「復興本社」を設置する。
- 東電が潰れれば日本の原発政策は潰れる。それを米国は許さない。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20121106-00022314/
原子力安全に関する福島閣僚会議
開催目的 : 国際的な原子力安全の強化に貢献することを主な目的としている。東京電力福島第一原子力発電所事故から得られた更なる知見及び教訓を閣僚及び専門家レベルで国際社会と共有し,更に透明性を高め,そして,放射線からの人及び環境の防護のための措置並びに国際原子力機関(IAEA)行動計画の実施を含む原子力安全の強化に関する国際社会の様々な取組の進捗状況を議論する機会とする。
- 日程 : 2012年12月15日(土)~17日(月) 閣僚級の全体会合を15日、16〜17日に専門家での会合
- 開催地 : 福島県郡山市 福島産業交流館「ビッグパレットふくしま」
- 主催者 : 日本国政府
- 共催者 : 国際原子力機関(IAEA)
玄葉外務大臣による福島閣僚会議開催告知
「世界40ヵ国以上から集まる」
玄葉外務大臣と天野国際原子力機関(IAEA)事務局長による意見交換
「IAEAが福島県をはじめとする被災地に集積した情報等も活かしつつ、復興についても役割を果たしていくことを期待している」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/12/1229_01.html
フクシマ•アクション•プロジェクト結成集会開催
日時:11月24日(土)13時半~16時半
- 会場:コラッセふくしま
- 講師:崎山比早子さん
- 資料費:500円
http://onna100nin.seesaa.net/article/301030254.html
医学博士・崎山比早子さん
元放射線医学総合研究所主任研究官で、医療被曝を研究されている医学博士だそうです。「放射線に安全値はありません」
http://www.harmonicslife.net/PodCasts/2011/Yumi20110415Podcast.mp3
がれき反対派、撤去命令に応ぜず 橋下市長、行政代執行も
- 47NEWS -
大阪市は近く行政代執行法に基づき、震災がれき受け入れに反対して市役所前にテントを張っている市民団体メンバーらに対して強制撤去に踏み切る見通し。
福島原発事故で1万3000人余りが告訴状など提出
- NHKweb -
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、多くの住民が被ばくしたのは、国や東京電力などが安全対策を怠ったためだとして、全国の1万3000人余りが、当時の東京電力の幹部や国の原子力安全委員会の委員長らの刑事責任の追及を求めて、検察庁に告訴状や告発状を提出しました。
福島地方検察庁は「犯罪に当たるかどうかを真摯(しんし)に検討したうえで、捜査を始めるかどうか結論を出したい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121115/k10013523121000.html
国連 福島原発事故の影響を来年報告書に
- NHKweb -
対象となった2万人を超える作業員らの中で、放射線によるとみられる主だった健康被害は観測されていないものの、被ばく量ががんのリスクが高まるとされる100ミリシーベルトを超えた人は合わせて170人〜
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121114/k10013480281000.html